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経営分析表の作り方(4)
エクセルで「経営分析表」を作る方法の4回目です。

今回から、経営分析表の4つの分析シートについてご説明します。どの分析シートも作り方は同じですので、収益性分析シートを例にしてご説明します。

収益性分析シートの最初の分析方法は「総資本経常利益率」です。タイトルを入力したセルにコメントを挿入します。コメントは主に操作する時の注意書きなどに使いますが、用語の意味を説明する時などにも使えます。普段はセルの右端に赤い三角印になっていて目立ちませんが、マウスのポインタをセルに合わせると表示されます。見たい時だけ表示されるのでとても便利です。

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コメントを挿入するには挿入したいセルを選択した後で、右クリックをして表示されるメニューから「コメントを挿入する」を選択します。データの入力画面が表示されるので、文字などを入力します。

コメントのボックスはマウスをドラッグする事で、サイズを自由に変える事が出来ます。コメントを再編集や削除をしたい時は、コメントを挿入してあるセルを選択して、右クリックで表示されるメニューから「編集」や「削除」を選択します。

次に経営分析の結果を表示するセルに関数や数式を挿入します。対象となるセルは計算結果、業種平均値、業界比較倍率の3つです。これらのセルには初期設定で入力したデータを使って計算した結果を表示させます。

注意したい事はエラー表示です。エラー表示は「#DIV/0!」や「#VALUE!」などがあり、それ自体は操作の役に立つのですが、目障りになる場合もあります。エラー表示を非表示にする方法はいくつかありますが、エクセル2007になってIFERROR(イフエラー)関数と言う便利な関数が使えるようになりました。

136.jpg

最初に総資本経常利益率の計算結果(A)のセルに次のような数式を挿入します。

=IFERROR(初期設定!H17/初期設定!E14,"")

初期設定!H17は初期設定シートにある経常利益のセル、初期設定!E14は負債純資産合計のセルです。IFERROR関数の引数は「値」と「エラーになった場合の値」の2つです。上記の数式は次のような意味になります。「もしも経常利益を総資本で除した値がエラーだったら空白に、エラーでなかったらその値を表示する」となります。経常利益を総資本で除した値がエラーの場合とは、まだセルにデータが入力されていないような場合です。割り算の除数が0や空白の場合は「#DIV/0!」のエラーが表示されます。

数式の挿入が終わったらセルの書式設定をして、計算結果が「%」表示になるようにします。計算結果のセルを選択してから右クリックをして表示されるメニューから「セルの書式設定」を選択します。「セルの書式設定」画面が表示されたら表示形式タブの分類で「パーセンテージ」を選択します。小数点以下の桁数を1にします。

137.jpg

《補足説明》

「経営分析表」は こちら からご購入できます。

「エクセル出来る経営分析」(テンプレート付)は こちら からご購入できます。



                aaa.gif

1.有給休暇繰越表 2.体重管理表 3.資金繰り表 4.損益分岐点図表 5.金種計算表 6.経営分析表 7.月次損益計算書 8.労働保険料集計表 9.残業等集計表 10.簿記練習帳 11.タイムカード管理表 12.時給計算表 13.会社カレンダー 14.買掛金支払明細表 15.現金照合表 16.弁当集計表 17.個人別社会保険料 18.社会保険管理表 19.部門別人員表 20.年数管理表 21.給与データ入力票 22.主要勘定照合表 23.労働週間資料 24.SO家計簿 25.血圧管理表 26.香典管理表 27.家族年表  28.会社年表  29.3年日誌  30.人生の節目 31.手形管理表 32.先入先出法 33.親族一覧表 34.短縮版体重管理表  35.短縮版血圧管理表 36.売上帳  37.仕入帳    38.売掛金元帳  39.買掛金元帳  40.未払金元帳  41.朝夜版血圧管理表  42.減価償却表(定額法)  43.減価償却表(定率法) 44.毎日の献立表  45.介護が始まる日  46.ごみ処理便利帳   47.日用品管理表   48.事務用品管理表    49.席順作成表  50.商品説明書   51.労働者名簿  52.親族関係図   53.レシピ整理帳   54.3年予定表
   
《ソフト一覧表》




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経営分析表の作り方(3)
エクセルで「経営分析表」を作る方法の3回目です。

「初期設定シート」にデータを入力する財務諸表を作ります。経営分析をするための財務諸表ですから普通の財務諸表とは異なり、経営分析に必要な勘定科目で構成します。最初は貸借対照表です。

128.jpg

売上債権と買入債務は内訳勘定ですから合計に含みません。SUM関数は使えませんので数式を挿入します。流動資産合計セルに数式で、「=当座資産+棚卸資産+その他流動資産」を挿入します。資産合計セルには数式で、「=流動資産合計+固定資産合計」を挿入します。負債純資産合計にも数式で、「=流動負債合計+固定負債合計+純資産合計」を挿入します。

貸借対照表は貸借(左側と右側)が必ず一致します。上図のように貸借が一致しない場合はデータが間違って入力されています。そこで、入力ミスをなくすために貸借が一致しない場合はメッセージと差額を表示させます。

メッセージを表示させたいセルに下記のようにIF関数を挿入します。

=IF(E11="","",IF(C14=E14,"","貸借の合計が一致しません!"))

IF関数は「もしも○○だったら△、そうでなかったら×」と言う関数です。上の数式では「もしもE11が空白だったら空白、そうでなかった場合で、もしもC14とE14が一致していたら空白、そうでなかったら『貸借の合計が一致しません!』を表示します」となります。「""」はセルが空白の時に使います。

E11は純資産合計のセルです。このセルのデータを最後に入力するようになるので、このセルのデータを入力した時点で貸借が一致しない場合に、メッセージを表示するようにしたのです。C14は資産合計のセル、E14は負債純資産合計のセルです。文字列を表示させるには、文字列を「" "」で囲います。

「貸借の合計が一致しません!」の下のセルに「差額」と金額を表示させます。「差額」を表示させるセルには次のIF関数を挿入します。

=IF(E11="","",IF(C14=E14,"","差額"))

上記の意味は「もしもE11が空白の場合は空白、そうでない場合でもしもC14とE14が一致していたら空白、そうでなかったら『差額』を表示させます」となります。つまり、「最後のデータを入力した後で、貸借が一致していたら表示しないけれど、一致しなければ差額の文字を表示させる」という意味になります。

差額の文字の横にあるセルに金額を表示させるために下記の数式を挿入します。

=IF(E11="","",C14-E14)

上記の意味は「もしもE11が空白の場合は空白、そうでない場合はC14-E14」となります。C14は資産合計、E14は負債純資産合計ですから両者の差額になります。操作する人は差額の金額を捜して入力ミスを訂正できます。

ところが一つ問題があります。差額がない、つまり0円の場合も0が表示されてしまうのです。そこで0の場合は非表示にします。0を非表示にする方法はいくつかありますが、今回は条件付き書式を使います。ホームタブ→スタイルグループ→条件付き書式→新しいルール で「新しい書式ルール」画面が表示されます。ルールの種類は「指定の値を含むセルだけを書式設定」を選択します。ルールの内容はセルの値→次の値に等しい→0→書式 でフォントの色を白にします。これで値が0の場合はフォントの色が背景と同じ白色になり、見えなくなります。

129.jpg

次に、下図のような損益計算書を作ります。

130.jpg

利益の計算をする各セルに数式を挿入します。数式は下記の通りです。

売上総利益=売上高-売上原価
販売管理費合計=販売管理費の人件費+その他の販売管理費
営業利益=売上総利益-販売管理費合計
経常利益=営業利益+営業外収益-営業外費用
税引前当期純利益=経常利益+特別利益-特別損失
当期純利益=税引前当期純利益-法人税・住民税など

次に、下図のような製造原価報告書を作ります。

131.jpg

製造費用合計には次の数式を挿入します。

製造費用合計=材料費+外注加工費+労務費+製造経費


本書で使う貸借対照表では流動資産を当座資産と棚卸資産、その他の流動資産に分類しています。このように流動資産を細かく分類をしたのは、流動資産が経営の効率性や安全性を分析する時に特に重要なためです。

流動資産は効率性分析では売上債権回転期間、棚卸資産回転期間などに、安全性分析では流動比率、当座比率などに使います。

取引の仕訳をする時には貸借を平均させていますので、貸借対照表では貸借の合計金額が必ず一致します。そのため次のような等式が出来ます。簿記の基本ですので覚えておきましょう。

資産=負債+純資産(貸借対照表等式)
資産-負債=純資産(資本等式)

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報告式の損益計算書では利益の名称が計算の段階に応じて変わります。各利益の内容は次の通りです。

1.売上総利益・・・売上総利益は粗(あら)利益とも言います。商品や製品そのものの収益力を表す指標として使われます。

2.営業利益・・・営業利益は販売部門や管理部門の経費を含めた本業の利益を表す指標として使われています。

3.経常利益・・・経常利益は資金調達などの営業外活動も含めた、会社の総合的な収益力を示す指標として使われています。

4.当期純利益・・・当期純利益は最終利益です。この中から株主への配当金などが支払われ、残金は内部留保されます。

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経営分析で人件費や労務費は重要な要素になります。そこで、本書では「販売及び一般管理費」の中で人件費だけをほかの経費と分けてあります。製造原価報告書の労務費と併せて生産性分析に使っています。

売上原価とは商品を仕入れたり、製造したりするときにかかる費用のことを指します。売上高から売上原価を差し引くことで売上総利益が求められます。

商業の場合は売り上げた商品にかかった費用が売上原価になるので、売上原価は次の数式で求めます。

売上原価=期首商品有高+当期仕入高-期末商品有高

製造業の場合は売り上げた製品にかかった製造費用が売上原価になります。下図の製造原価報告書のように当期製品製造原価を計算した後で、売上原価は次の数式で求めます。

売上原価=期首製品有高+当期製品製造原価-期末製品有高

尚、ブログでは製造原価報告書の当期製造費合計(e)までの金額を使って経営分析をしています。

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《補足説明》

「経営分析表」は こちら からご購入できます。

「エクセル出来る経営分析」(テンプレート付)は こちら からご購入できます。



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1.有給休暇繰越表 2.体重管理表 3.資金繰り表 4.損益分岐点図表 5.金種計算表 6.経営分析表 7.月次損益計算書 8.労働保険料集計表 9.残業等集計表 10.簿記練習帳 11.タイムカード管理表 12.時給計算表 13.会社カレンダー 14.買掛金支払明細表 15.現金照合表 16.弁当集計表 17.個人別社会保険料 18.社会保険管理表 19.部門別人員表 20.年数管理表 21.給与データ入力票 22.主要勘定照合表 23.労働週間資料 24.SO家計簿 25.血圧管理表 26.香典管理表 27.家族年表  28.会社年表  29.3年日誌  30.人生の節目 31.手形管理表 32.先入先出法 33.親族一覧表 34.短縮版体重管理表  35.短縮版血圧管理表 36.売上帳  37.仕入帳    38.売掛金元帳  39.買掛金元帳  40.未払金元帳  41.朝夜版血圧管理表  42.減価償却表(定額法)  43.減価償却表(定率法) 44.毎日の献立表  45.介護が始まる日  46.ごみ処理便利帳   47.日用品管理表   48.事務用品管理表    49.席順作成表  50.商品説明書   51.労働者名簿  52.親族関係図   53.レシピ整理帳   54.3年予定表
   
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